琴線に触れる話

‘琴線’ 喜左衛門の小話し

皆さんは、「琴線に触れる」という言葉をご存知ですか?
「琴線に触れる」の意味を調べてみました。 “良いものや素晴らしいものに触れて感動や共感を得ること”を意味します。 最近、20年以上の時を経て、喜左衛門のところにこんなお便りをいただきました。

公益財団法人日本美術院特待の石村雅幸と申します。
実は20代より作務衣を日常的に仕事着、外出着、くつろぎ着として着ておりまして。

25年近く前になりますが、当時の御社の社長さんのご厚情により、 百貨店に展示された御社特製の大島の作務衣と羽織を無償で頂いた者です。

当時まだ30代でしたが、日本美術院の当時の新年会に着て行くに相応しい作務衣を探している時でした。
頂いた大島の作務衣と羽織を着て、祖父の肩身のとんびコートを羽織り、 上野の精養軒桜の間の新年会に出席しました。
その後、ご時世で新年会は廃止されましたが、 この大島の作務衣は、美術館でのギャラリートークや、個展など、
わたしにとっては勝負服としてここぞと言う時には必ず着ておりまして。

先日、週刊新潮(令和6年34号)の取材で、ジャーナリストの櫻井よしこさんと、 彼女のお宅で対談しましたが、その時も、御社の大島の作務衣と羽織を着て希みました。

公益財団法人日本美術院特待
石村 雅幸



こちらこそ、
着ていただいてありがとうございます。
とても嬉しく感謝の想いでいっぱいです。

週刊新潮 9月12日号


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