行灯袴とは
行灯袴は、中仕切り(襠)のない筒型の袴で、歩行時に布が妨げにならず、 日常生活や武家の普段着として広く使われてきました。 名前の由来は、形が「行灯(あんどん)」に似ていることからと言われています。
特徴
- 東南アジアで人気のロンジーは柄や織りが魅力ですが、袴は織りひだの美しさに日本的な品格が漂い、時代を超えて格式の高い装いとして親しまれています
- 動作が静かで、室内作業や日常生活に向く。
- 生地は柔らかめで、長時間の着用でも疲れにくい。
歴史と用途
江戸時代の武士が日常で着用した袴として広まり、乗馬や戦闘よりも 「生活の中での使いやすさ」を重視した構造になっています。 現代では、祭礼・舞台衣装・武道の稽古着としても見られます。
行灯袴と馬乗り袴、どちらが良い?
よくあるご質問ですが、喜左衛門としては慶弔時には行灯袴を選んでいます。
理由は、トイレで袴の紐をほどく必要がなく、気崩れの心配が少ないためです。
また、私の常用下着である褌とも非常に相性が良い袴です。
行灯袴は座禅用の服装としてもおすすめです!
襠(マチ)がないため、座禅の際に足元が楽で動きやすいのが特徴です。
そのため美夜古では「行灯袴+半着」のセットを座禅着としておすすめしています。